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Crooks & Schimidt(1991)と同じく、motivation研究の幅を広げるべく、新しい切り口を紹介する論文。自分としては、著者が「教師が生徒の本当のmotivationを理解していない」現状を指摘している点が興味深い。
94年現在までの様々なmotivation理論を紹介した後、心理学や社会学の分野の理論に言及し、それを第二言語習得の現場で生かすことを提案している。教師への示唆としては、①生徒が目標言語を学習する動機付けとして、どの様なものがあるかを知る。そして、その性質、変遷などを熟知する。②第二言語習得における失敗や成功に関する生徒のbeliefをshapeする。③目標言語を学ぶことの面白さ・有益さを伝え、生徒の動機付けを高める。④教室を寛容的な場所にする。⑤生徒の内にpositive self talkなどの習慣をつけることにより、intrinsic motivationを育てる。など