修論デザイン

 ずっと更新できていない……新しい文献をほとんど読んでいない〜!大学院の授業の課題&大学での授業準備に加え、修士論文のデザインを詰めているので、文献読みまでに手がまわらないのが実情。修士論文で使うアンケートの具体的な方向性をGW中にはまとめてしまいたいと思って、過去に読んだ文献を参考にしつつ、作業をしていたら、煮詰まってしまった。
 問題点:日本の英語教育の現状を調べるにはどうしたらいいのか?私は、日本の英語教育の現状は、なんだかんだ言っても、未だ文法重視、知識詰め込み型のGT methodが主流だと思っている。が、しかし、文部科学省の方針などはcommunicativeな方に変わっていて、「文書」で日本の英語教育の現状を明らかにしたものがない。「日本の英語教育は文法中心」であることを証明する(裏付ける)論文を探しているのだが、なかなか見つからない。classroom obeservationなどをもとにしたempricalな論文があるハズなんだけど…。一応見つかったものとしては、
 渡部良典「入試から英語をはずすと授業は変わるか」英語教育1997年9月(古いよね・・・)、Sakui 2004, Wearing two pairs of shoes: language teaching in Japan, ELTJ 58/2
 の2本だけ。もっと具体的に「こんなことをやっている」というのを列挙したリサーチが欲しい!
本の学校英語教育はどこへ行くの? : 英語教育の現状リサーチにもとづいて
/ 河合忠仁 [ほか] 著 ; 崔陽植訳  ←これはどうかな?中身を見てみたい・・・。買ってたいしたことなかったらがっかりだし。