Hyland, Chap. 9

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Second Language Writing (Cambridge Language Education)

Chap.9 Researching writing and writers
研究researchとは、研究者が興味を持っているテーマで、特定の問題に焦点が絞られており、知的または実用的な価値があり、ethicallyに、緻密に行われ、適切な方法で適切なデータを収集し、適切な方法でそれを分析し、credibleな結果をもたらすようなものであるべき。研究の手順は以下の通り。①トピックつくり（限定的なlimitedなトピックを）、②フォーカス（同僚と話したり、学習者をインタビューしたり、文献を読んだりして、トピックを深くつっこんでいく）、③デザイン（研究計画→質的？量的？triangulation? など）、④データ集め（データを集める方法→質問紙、インタビュー、内省introspection、ダイアリー、テキストデータなど。think-aloudも上手く使えば結構いいかも。case studyも面白そう）、⑤データ分析、⑥報告。
もうちょっと実用的な突っ込んだ内容を期待していたので、ちょっと期待はずれ。p.275 appendix 9.1に、possible research topicsがあり、これは研究計画の参考になるかも。

＜全体的な感想＞
L2ライティングに関して知識がない研究者・教師が、L2ライティングのとっかかりをつかむのには良い本。やや物足りない部分もあるし、参考文献があまり新しくない、研究例が多くない、L１研究から引っ張ってきているものもある、などの欠点はあるけれど、読む価値は十分あり。文章は非常に明快で、読みやすかった。