Z-diffのだし方

Dornyei & Csizer (1998)のZ-diffのだし方が分からず悪戦苦闘していたのだけど、今日分かった。忘れない様に記入しておく。
1.それぞれのストラテジーの平均をだす。2.それぞれのストラテジー(50項目)の平均(つまり50個ある数値)を、それぞれ平均がO,標準偏差が1になるように標準化する(=Z score)。3、それぞれのストラテジーにおいて、頻度から実践をひくと、でてきたものがZ-diffの値となる。つまり項目101の標準化得点(Z score)−項目201の標準化得点。 Z-diffがマイナスだと、それは重要なわりには使われてないストラテジーであり、Z-diffがプラスだと、それは重要でないのに使われてしまっているストラテジーといえる。
 単純に項目の平均を引いたりするのではなく、こうやっていったん数値を標準化しておくことにより、項目ごとの数値のぶれ(ちらばり具合・集まり具合・平均値のずれ)がなくなり、より各項目をより比較しやすくなる。
 具体的には、1.SPSSで項目101−150、201−250の「記述平均」をだし、各項目の平均値をだす。2.それをエクセルにはりつけ、項目ナンバーと平均値だけを残す。一番上の列には、名前をつける。3.SPSSを開いて、「開く」から「データ」を選び、先ほどのエクセルを選択してデータを開く。4.表示桁数を小数点以下8桁までにしておく。5.分析→記述統計。ここで、「標準化得点を残す」にチェックをいれる。5.Z得点がでてくるので、それをエクセルに貼り付けて、信条−実践をしてみる。